こんな症状はありませんか?

・病院で高血圧症と診断された
・動悸がする
・頭痛、めまいがある
・つらい肩こり
・生理前に頭が痛くなる

高血圧症の種類と原因

【高血圧症とは】

◆概要
高血圧症の基準数値は、現在は135/85以上が高血圧症とされています。
基礎疾患がない一般成人の至適血圧は、120/70です。

◆症状
高血圧そのものには自覚症状がないことが多いのですが、合併症のリスクが高まっているときには症状が表に出やすくなっています。
出やすい症状としては、動悸や息切れ、手足のむくみ等です。

◆原因
高血圧症には、
①本態性高血圧症
②続発性高血圧症があります。

①本態性高血圧症
原因は不明で、誘因には自律神経失調症による交感神経緊張亢進や精神的肉体的ストレス、塩分の過剰摂取、過度の喫煙や飲酒、遺伝などが考えられています。

②続発性高血圧症
原因は、内臓の基礎疾患が挙げられ、糖尿病性高血圧症や腎臓性高血圧症などがあります。

【東洋医学的見解】

◆血管自体が組織の劣化によって弾力性を喪失した高血圧症

血管を栄養する毛細血管の循環不良により、血管組織の新陳代謝が低下して、血管自体が弾力性を喪失した状態です。

冷えと血の滞りが主な原因ですが、過度の喫煙や老化現象も誘因となります。

治療方針は、胃腸の活性化と、冷え性改善に血流促進を目的とします。


◆血管の内径が狭くなることによって血圧が上昇した高血圧症

血管内壁に、本来は身体各部に巡るべきコレステロール等が沈着し、血管の内径が狭くなっている状態です。

食生活の乱れや運動不足が主な原因ですが、脂質代謝機能低下や肝機能低下も誘因となります。

治療方針は、肝機能と脂質代謝機能向上を目的とし、食生活の改善も必要とします。


◆血管周囲組織が血管を圧迫することによる高血圧症

高血圧症の中で、最も多くの方が当てはまる高血圧症です。

骨格系や靱帯系や筋・筋膜系、結合組織やリンパ系組織の不具合により、血管そのものが周囲から圧迫された状態です。
血管径が狭くなって血流量が減少した状態を補うために、血圧を上昇させて、組織末端まで栄養と酸素を送り届けようとする、人体防御機能としての高血圧状態です。

主な原因は、冷えと血の滞りですが、身体の捻れも同等に考えられます。
また自律神経失調症や不眠、寒冷刺激や精神的肉体的ストレスも誘因となります。

治療方針は、身体の捻れを取ることと、自律神経の調整を目的とします。

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